多汗症の治療方法のいろいろ

多汗症の治療の方法として、汗腺の働きを抑える『ボトックス注射』や、外科的手術による方法もありますが、多汗症はほとんど保険適用外なので、万単位の治療費になります。
 
手のひら(足の裏)の多汗症に対しては、ドライオニックという治療器が大きな効果をあげているそうです。これは家庭用のイオントフォレーシス(イオン浸透療法)機器です。手のひら・足の裏兼用と、わきの下用があります。
 
ただし、かゆみ、湿疹、皮むけなどの副作用が出る場合があり、時には多汗症の治療が困難になることもあります。また残念ながら、すべての人の多汗症に効果が出ているわけではなく、継続的な治療を行う必要もあります。しかし、1万数千円の出費で長年悩みの種だった手のひら(足の裏・わきの下)の多汗症が解決する可能性があるのなら、一度試してみる価値はあるかもしれません。
 
顔の多汗症については、アルミニウム配合の外用制汗剤が有効です。アルミニウム製剤はかぶれやすいので、普通はわきの下と手足の多汗症に用いられますが、注意深く取り扱えば顔にも可能です。
 
アルミニウム製剤には、わきの下の多汗症対策として市販されている「テノール液」と「オドレミン」、病院で出される「塩化アルミニウム液」などがあります。
「オドレミン」はアルミニウム含有量が多いので、多汗症に用いるには薄めて使用します。「塩化アルミニウム液」は、わきの下か手足の多汗症の対策として処方されていて、顔の多汗症にはまず使われません。かゆみやかぶれなどの副作用が強く使用に注意を要するため、「塩化アルミニウム液」自体、積極的に多汗症の対策として処方されることは少ないそうです。
ネット上で「塩化アルミニウム液」(医薬品)を購入することが出来ますので、多汗症について専門家に相談した上で、指示に従って使用しましょう。
多汗症の対策としてアルミニウム製剤を顔に使用する場合は、必ず前もって目立たない部分で試してからにしましょう。多汗症に効果のあるレベルで、できる限り薄い濃度で使用するのがベストです。